警備
株式会社セイビが川口に拠点を設けた昭和41年以来半世紀、私たちセイビ埼玉は、市内公共施設を中心に警備業務を受託してきました。
電気・空調・給排水・ボイラーなどを維持・管理し建物の資産価値をお守りする設備員とは異なり、警備員はたいてい建物の入り口に配置されます。つまり、警備員でもあり接客業でもあるのではないか?当社はそう考え、警備員としての知識や技能を養うほかマナー向上にも努め「施設の顔」を常に意識して警備にあたっています。
私たちの歓び(警備員:秋元勇寿)
1日の仕事
私が勤務している公共施設の警備室は24時間体制で施設警備業務に当たっています。
出勤すると直ぐに前日の夜勤者からの業務引継ぎをします。行事予定表に目を通した後、出勤してくる職員を玄関ロビーで立哨(りっしょう)しながら
出迎えます。施設利用者の出入りが多くなる頃ので、玄関前での立哨や施設内巡回をして問題発生に備えます。
施設内のホールで大きな催し物があると一度に数百人の来館者があり、施設内での誘導はもちろん駐車場の状態にも注意を払います。
歓び
警備員が活躍したり褒められたりするのは、警備対象にとっては良くない事が起きた時なのかもしれません。何も起きない事が望ましい事なので
す。
私は「何も起きない日常」を守るために、日常と違う異変に目を光らせています。一日の勤務を終え、何事も無かった事を警備日誌に記した時が自
分にとっての歓びの時間なのだと思います。
そんな警備の仕事ですが、施設内で行先に迷っている人にお声掛けしたり、困っている人を手助けした時に「ありがとう」と感謝の言葉をいただくとやりがいを感じます。